新刊のご案内

何かしたくてウズウズしてる女の子、集まれ!
この本を読めば、絶対、元気になるぞ!
アクセル全開、人生ドキドキ楽しもっ!

文・絵・写真 アシダワカコ@ラムネロケッツ

いつもご愛顧をいただきましてありがとうございます。出版社の求龍堂です。
この度、10〜20代の女の子必読の本を刊行いたしましたのでご紹介いたします。
街の好奇心旺盛な女の子たちに今、注目大なのがバイク。今やバイクはオシャレなアイテムのひとつ。
ハーレーダビッドソンをかっこよく乗りこなし、大好きなロックンロールのライブに出かける。気が向けば、ニッポン列島北へ南へ走りにいく。流行にとらわれず、自分流にキュートにバイクライフを楽しむアシダワカコは、街の女の子たちの代表。
「ロックが好き! バイクが好き! 旅が好き! オシャレが好き! 
そんでもって絵も描いて、文章まで書いちゃって…。あぁ、シ・ア・ワ・セ!」
本書『たびこら』は、感性の趣くままにシャッターを切った写真、全国各地をハーレーで旅して感じたこと、旅先で描き下ろしたスケッチ作品、大好きなロックへの熱い思い、自分たちで立ち上げたデザインスタジオ「ラムネロケッツ」がプロデュースしたキュートなバイクアイテムの紹介など、ボリューム満点でアシダワカコのクリエイティブが大爆発の、雑誌感覚の本です。
ところで雑誌って、コンセプトはひとつでもいろんな話題が満載! ですよね。それって、まるでいろいろな話題をコラージュしているみたい。そう、本書は、アシダワカコの溢れる感性をコラージュした本なのです。
「たびこら」とは、「旅・たび・コラージュ」を略したアシダワカコの造語
ラブとロックをテーマに、バイクで旅した<タビゴコロ>をコラージュした、アシダワカコ初の作品本です。

Q:バイクは男の乗り物じゃないの? バイクの本なんて、女の子が読むの?
A:今やバイクは、男だけの乗り物ではありません!
Paffyだって、深田恭子だって、かわいいスクーターのコマーシャルに出ているし、松雪泰子なんて本当にハーレーダビッドソンを乗りこなしちゃう。コマーシャルでも、最近よく女の子のバイク乗りを見かけます。オシャレな女の子3人組がおのおののスクーターで街を走っているのでスクーターのCMかな?と思いきや、なんと生理用品のCM。活動的な女の子との象徴として、バイクにまたがる女の子を設定していました。
つまり、気がつけば、街では女の子のバイカーが急増中なのです。バイクの構造なんて知らないし、いじれなくたっていい。ただオシャレでかっこいいから乗るのです。あくまでもバイクは彼女たちのファッションとしてのツールであり、楽しく生きるライフスタイル。
男性が対象だったバイク雑誌も、女性読者を視野に入れた作りに変わってきているし、女性ファッション誌でも、気軽に乗れるかわいいバイクが洋服と並んで紹介されている昨今です。

Q:こんなにバイクに乗ってる女の子が増えているのに、そんな女の子たちを満足させる本がありますか?
A:この本『たびこら』です!
好奇心旺盛な女の子たちがあきずに楽しめるように、内容は盛りだくさん! ビジュアルが満載! アシダワカコの等身大のメッセージに思わず「そうそう!」って共感する読者は多いはず。
ならば、肝心の読者層は? というと…
ずばり! 自分たちの表現方法をしっかりもち、研ぎ澄まされた感性で自ら選択する能力をもっている、10〜20代の女性。自分で生み出したカルチャーを愛している人たち。
著者のアシダワカコがイメージしている読者対象は以下のような人たちです。

★ ヒットチャートに顔を並べる宇多田ヒカルや浜崎あゆみではなく、トップテンに入るか入らないかなんだけど、確かな音楽性と実力で人気を集めるEGO-WRAPPINを聴いているような若い人々。=自分たちだけの付加価値を求めてマニア系心理を喜ぶ、アンダーグラウンド意識

★ マガジンハウスのアートファッションフォト系「RELUX」や宝島社の「SMART」を読みながら、東京スカパラダイスオーケストラを聴いているような人々。=自分自身で何かを表現していくという、インディペンデントソウル

★ 今やビッグビジネスとなっている「フジ・ロック・フェスティバル」のようなロックフェスティバルやテクノライブに毎年行くことに、ステイタスや生き甲斐を見出す人々。=まだ無名な人が作品を個人的に発表する、インディーズカルチャー

型にはまらない、こんな個性的な若者が、街に溢れていると思いませんか?


今じゃないとアシダワカコの美味しさが伝わりません。なぜなら、アシダワカコはまだまだ若く、これからどんどん成長する人だからです。でも、未知の可能性に向かうその一瞬を、同じように未知の可能性を秘めた好奇心旺盛な女の子たちと共有したい! 男の子たちにだって伝えたい! というのがアシダワカコの思いです。その共感が必ず、若い読者の皆さんが次への一歩を踏み出すきっかけ、勇気につながるはずです。編集担当の私も、夢に向かっていた20代の頃や夢中になっていた恋を思い出しましたし、私もがんばろうって元気をもらってしまったのでした。
 成長過程のアシダワカコのメッセージは、簡潔だけど意外と重い。あっという間に読めるけど、読後の共感度は120%! 肩の力を抜いた伸びやかさは初々しく、溢れるパワーは心のドラムに響きます。
ターゲットは明確です! 旬なうちに、どうぞ本書をお取り上げください。まずはご一読のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

<出版データ>

『たびこら LOVE ROCK MOTORCYCLE』
文・絵・写真 アシダワカコ@ラムネロケッツ

【目次より】

ロッキン★ホッカイドー
着せかえBike
ウォンテッド バニー・ザ・ロック
Bambiee
La motocyclette あのムネにもういちど
オキナワベイベー
トソウだバニッ
Down By The Jetty
↑ザ・ハイロウズ↓
Outer Space
拝啓★ロック&Bike

■アシダワカコ@ラムネロケッツ
昭和51年岡山市生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、デザインスタジオ「ラムネロケッツ」設立。
東京デザイン専門学校/WEBデザイン講師。ロッキン・イラストレーター。グラフィックデザイナー。WEB&ムービー作家。絵本好き。詩人。ロック人。…ほか諸々

刊行予定/2003年4月21日
体裁/A5判 総頁88頁 並製本カバー掛け
定価(本体1,000円+税)

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